株式会社Quemix、3億円の資金調達を実施
-量子コンピューティングの研究開発を加速させ、社会実装に向けて前進-
2020年12月8日
株式会社Quemix(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松下雄一郎/以下Quemix)は、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:鑓水英樹/以下JIC VGI)が運営する、JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資により3億円の資金調達を完了いたしました。
JIC VGIは、株式会社産業革新投資機構(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:横尾敬介)傘下の認可ファンドとして、2020年7月に設立されました。イノベーションを促進することで日本の国際競争力の向上を目指し、日本が直面する産業及び社会課題の解決を目指すことをミッションとしています。
Quemixは、2019年に量子コンピューティング専門企業として設立して以来、量子コンピューティングの社会実装に向け、ゲート方式、アニーリング方式問わず、産学連携で、社会課題の解決に取り組んでいます。
本投資による資金を研究開発費として、Quemixは研究開発を加速し、量子コンピューティングの社会実装を前進させてまいります。
JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合
JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社
代表取締役社長 鑓水 英樹様からのコメント
「量子コンピューティングは、材料開発や創薬、交通や金融・経済のシミュレーション、暗号等の領域を飛躍的に高度化させる次世代技術として世界レベルでの開発競争が展開されており、我が国の産業競争力の中長期的な発展のために不可欠な技術です。同時に長期間を要する量子コンピューティングの社会実装を推進するためには、技術に加えてICTやクラウド事業、事業開発を含めた経営面での知見も必要です。
Quemix様は、親会社のテラスカイ様のリソースも活用し、それらの要素を高い次元で融合されています。また、テラスカイ様は、Quemix様のみならず、様々なテックベンチャー企業への支援を行い、大きく事業成長をさせてきた実績があります。
Quemix様への支援が、我が国の量子コンピューティング技術の発展と社会実装の一翼を担うと確信し、出資を決定致しました。
当社は、このようなベンチャー企業への支援を通じ、量子コンピューティングをはじめとする次世代の産業を担う領域へのリスクマネーの呼び水効果となることを目指します。」
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