11月1日から新たに下記3つの計算エンジンが追加された、Quloud Ver 3.0 が登場します。
すでに搭載済みのRSDFT, OpenMXと合わせると、材料研究開発の分野でMUSTの計算エンジンが全てQuloud に出揃いました。
PIMD(Path Integral Molecular Dynamics): 量子効果の正確な取り扱いが特徴で、通常の古典的分子動力学では限界があるため、PIMDは低温や微視的な量子効果に対処し、経路積分法を使って正確な分子の振る舞いをモデル化します。
LAMMPS(Large-scale Atomic/Molecular Massively Parallel Simulator): 固体、液体、気体、バイオ分子、材料、ポリマーなど、さまざまな分野で利用され、材料科学、生物物理学、地球科学、材料工学など幅広い研究に貢献しています。原子間の相互作用、エネルギー、圧力、温度などの物理的な特性をシミュレートし、新しい材料の設計や物質の挙動の理解に役立てます。
Quantum ESPRESSO(またはQE): 電子構造計算とDFTに特化したオープンソースソフトウェアで、電子構造計算、固体材料の性質予測、分子のシミュレーション、表面科学に活用されます。
Quloudは、材料科学の幅広い研究開発に、ユーザーフレンドリーなインターフェースで高精度な大規模計算を効率的に実行することをお約束します。
Quloud Ver 3.0に関するお問合せはこちらから:https://www.quemix.com/quloud
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