
RIST(高度情報科学技術研究機構)様との共催で、Quloudセミナー(第3回)を下記の通り開催いたします。
今回は、11月1日にリリースされたQuloud Version 3.0で新たに搭載されたPIMDの機械学習分子動力学/自己学習ハイブリッドモンテカルロ計算機能に焦点を当てます。
PIMDは、「富岳」成果創出加速プログラムのプロジェクトのもとで開発され、機械学習分子動力学/自己学習ハイブリッドモンテカルロ法を始めとして、多彩な機能を有するオープンソースソフトウェアであり、「富岳」においての利用実績もあります。
今回はその開発者である志賀基之博士と永井佑紀博士のお二人から詳細なお話を伺います。
また、RISTから吉澤香奈子氏を講師に迎え、スーパーコンピュータ「富岳」のご紹介をしていただきます。
その後、弊社開発のクラウド型材料計算プラットフォーム「Quloud」のデモンストレーションを開発者の岩田潤一自らが行い、PIMDを使った材料計算をご覧いただきます。
開発者や専門家から直接知識を得ることができる貴重な機会です。
そして、Quloudの新機能や計算エンジンの性能を体験いただき、ご質問等も歓迎いたします。
Quloudのご紹介およびデモンストレーション
株式会社Quemix 製品開発部 部長 岩田 潤一
15:20-16:00
自己学習ハイブリッドモンテカルロ法:機械学習ポテンシャル学習の自動化と厳密計算
日本原子力研究開発機構 永井 佑紀氏
14:30-15:20
並列分子シミュレーションソフトウェア PIMD について
日本原子力研究開発機構 志賀 基之氏
13:40-14:30
「富岳」・HPCIにおける材料シミュレーション
高度情報科学技術研究機構 主査 吉澤 香奈子氏
13:10-13:40
開始のご挨拶
株式会社Quemix 代表取締役CEO 松下 雄一郎
13:00-13:10
アジェンダ




上智大学にて博士(理学)を取得後、上智大学理工学部特任助教や、東京大学物性研究所特任研究員などを経て、スーパーコンピュータ「京」・「富岳」の登録施設利用促進機関 / 文科省委託事業「HPCIの運営」代表機関である一般財団法人高度情報科学技術研究機構(RIST)に2015年より着任。専門は、物性理論。現在、「富岳」の利用支援業務を行なっている。
1999年東京工業大学博士課程終了、同年日本原子力研究所職員、2005年横浜市立大学客員准教授、2007年独ルール大学フンボルトフェロー、2009年伊サッサリ大学客員教授、2012年イリノイ大学客員研究員。専門は理論化学、計算物理学(第一原理計算、経路積分理論)。PIMD の開発者。
2010年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。同年国立研究開発法人日本原子力研究開発機構システム計算科学センター研究員、この間、米国マサチューセッツ工科大学物理学科客員研究員、国立研究開発法人理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員を経て、現在、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構副主任研究員。専門は物性理論、計算物理学(主に機械学習とシミュレーションの融合)。
筑波大学にて博士(理学)を取得後、産業技術総合研究所 研究員、筑波大学 助教、東京大学 特任講師、計算科学技術系企業 センター長を経て、2021年よりQuemix入社。2011年、ゴードンベル-ピークパフォーマンス賞受賞。クラウド型材料計算プラットフォーム、Quloudの開発者。
講演者プロフィール
岩田 潤一
株式会社Quemix
製品開発部 部長
永井 佑紀氏
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(原子力機構)
副主任研究員
志賀 基之氏
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(原子力機構)
研究主幹
吉澤 香奈子氏
高度情報科学技術研究機構
主査
セミナー開催概要
開催日
開催場所
定員
参加費
受講対象
主催・共催
注意事項
2023年12月13日(水)
開催終了
オンライン
30名程度
無料
第一原理計算、分子動力学計算など、材料シミュレーションにご興味をお持ちの方
株式会社Quemix・高度情報科学技術研究機構
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