
「Quloud(キュラウド)」は、国内外の主要な第一原理計算ソフト(RSDFT、OpenMX、Quantum ESPRESSO)および古典分子動力学法ソフト(LAMMPS、PIMD)を組み込んだユーザビリティの高い操作性と利便性を備えたクラウド型のサービスで、初心者の方から材料計算の専門家の方まで幅広くご利用いただけるサービスです。
Quloudセミナーは、これから材料計算ソフトウェアを利用してみたい方を対象に、クラウド型材料計算プラットフォーム「Quloud」のデモンストレーションを通じて、材料計算の基本を学んでいただけるセミナーです。
今回のセミナーはこのたびのQuloudのバージョンアップ(6月25日)で搭載された機能である「汎用機械学習MD」の入門編となっております。
「汎用機械学習MD」は機械学習MDの中でも、広範な物質に適用可能となるよう、あらかじめ大規模な材料データを用いて学習済みの状態で提供されている原子間ポテンシャルを用いるものです。今回、Quloudで利用可能な汎用機械学習MDのポテンシャルであるCHGNetを用いたデモンストレーションを行います。
今回は「機械学習MD入門編」と題して、共催の高度情報科学技術研究機構(RIST)から吉澤香奈子氏を、長岡技術科学大学から山下智樹先生を講師にお迎えし、関連した内容について講義を行います。
吉澤氏には、スーパーコンピュータ「富岳」・HPCIの利用についてのご説明や、「富岳」における材料系アプリケーションの利用事例についてのご紹介をしていただきます。特に「富岳」をWebブラウザのみで操作できる「富岳」OpenOnDemandを用いたLAMMPSの実行のお話はお聞き逃しのないようお願いいたします。
山下先生には、「CrySPYを用いた結晶構造探索 ー汎用機械学習ポテンシャルの利用ー」と題して、結晶構造探索ツールであるCrySPYと汎用的な機械学習ポテンシャルのCHGnetを組み合わせた内容について講義をしていただきます。機械学習MDに興味をお持ちの方に、
ぜひ聞いていただきたい講義内容となっております。
本セミナーは、Quloudデモンストレーションを通じて材料計算の基本を学んでいただけると同時に、当該分野の専門家から直接知識を得られる絶好の機会です。ぜひご参加ください。
開催日時
2024年8月8日(木)
開催場所
オンライン
受講対象
これから材料計算ソフトウェアを利用してみたい方
定員
参加定員なし
参加費
無料
主催/共催
株式会社Quemix・高度情報科学技術研究機構
注意事項
・当セミナーは日本語で行われます。外国語には対応しておりません。
・参加者による録音・録画・撮影・その他電磁的な記録及びそれらの利用は固くお断りいたします。
・事務局にて開催記録のため録画・録音をさせていただきます。
・同業者の方のご参加、または、フリーアドレスでのお申し込みはお断りさせていただきます。
・下記、アジェンダは講演者等の都合により予告なく変更する場合がございます。
上記の旨を予めご了承の上、お申込みください。
受付状況
開催終了